海外留学をどう捉えるのか
フィジーと言えば美しい自然で知られる人気観光スポットのイメージが圧倒的ですが、格安費用での語学留学が叶う外国としても注目を集めています。
ですが観光目的の短期間滞在はともかく、現地で中長期的に生活するに際しての数々のリスクが囁かれているのも事実です。
治安面の不安を始めとする注意事項に関しては、フィジーへの語学留学に携わる日本国内の各機関や業者のみならず、留学経験者も必ず声を大にする、大変重要なポイントです。
他国と比較して格安で留学が叶うメリットと、現地でリスクが囁かれる諸々、双方を自身の中でどう折り合いをつけ、何より語学留学を実行に移す行為そのものをどう捉えるのか、しっかり自問自答する必要があるのです。
例えば語学留学先として各方面から推薦される現地の学校への留学であれば、そうした実績自体が就職活動時の企業側からの注目に繋がる期待値が膨らみます。
確立された優れたカリキュラムと恵まれた設備の中、文字通り「英語という言語を学び身につける学習に没頭する毎日」を過ごす事が叶います。
こうした語学留学とある意味対極に位置しているのが、フィジーを語学留学先にチョイスする選択肢だと言えます。
とにかく現地に身体１つで飛び込み、全身で言葉を体得しながら、現地での時に戸惑い危険と不安と対峙する場面も避けられぬ暮らしも満喫する、そんなバイタリティーが求められます。
向き不向きを冷静に見極めよう
私達が日本で生活する中、１人で来日して国内で生活されている外国の方をお見掛けします。
実際に何の目的で何を生活の糧とされているのかは分かりませんが、世界的に見て英語と比較して圧倒的に認知度が低く、更に難解とされる日本語が母国語の島国に飛び込んで来られた勇気には、素直に頭が下がります。
物価や治安など国内の環境こそ違いますが、フィジーへの語学留学生の姿は、今触れた日本へ単身来日された外国の方々と重なります。
皆さんにはぜひ、ご自身に本当にチャレンジする勇気があるのか、フィジーへ語学留学したい希望が揺るがないのか、十分な自問自答をお薦めします。
「せっかく海外に滞在するのだから、他の留学生があまり足を運ばない場所に拘りたい」「とにかくフィジーで暮らして学んでみたい」といった確固たる意志が確認出来たのであれば大丈夫です。
対して最初は「安価で行けるから」「綺麗な場所みたいだから」「お薦め記事をインターネットで目にしたから」といった漠然とした理由から、熟考の結果腰が退けたのであれば、それも正しい結論です。
こうした場所への語学留学に際しては、十分な正しい情報の収集と確認を通じ、アメリカやイギリス、カナダといった国への渡航と比較して、より徹底した検討が欠かせません。
