コンサルタントの国家資格

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中小企業診断士という資格はどんな資格?

中小企業診断士の資格が注目されています。
この資格は企業内で評価の高い資格で、ビジネスに対するコンサルやアドバイスができる専門資格です。
経営や業務に関する資格といえば、この中小企業診断士であり、国内で唯一の資格として注目されています。

経営者にとって業務をどのように進めていくか、また将来どのように展開していくか、これは大きな問題です。
時代をよく理解し、現代のニーズに合った業務を展開していくことが必要です。

経営者には、間違った方向に進もうとしている際、指摘してくれる人もいませんし、業務の効率が悪くてもその診断をしてくれる人もいません。
しかし中小企業診断士は経営ノウハウを知り、その指導ができる唯一の資格者なので、経営者の相談役となれるのです。
この資格を取得していることで就職、転職に有利となりますし、実績を積んでいくことでコンサルティング会社として独立する事も可能です。

中小企業診断士の試験

試験申し込みは5月から6月、手続します。
試験は例年8月です。
7科目を2日にわたり行います。

合格発表は8月から9月の間に知らされ、1次試験に合格した者は2次試験に進むことができます。
2次試験は例年10月と12月に行われ、10月が筆記試験、12月は口述試験となります。
2次試験の合格発表は例年12月です。
これに合格すると合格証書が送付されます。
合格となれば中小企業診断士として転職などに有利に活用できます。

中小企業診断士の試験を受ける方の6割が民間企業勤務の方といいます。
転職、就職にも需要の高い資格となっているのでしっかり勉強して試験に挑みましょう。

中小企業診断士の試験に挑むための勉強

中小企業診断士の勉強は独学、また通信、通学講座などが利用できます。
これまで全く経験や実績もなく、勉強したことがないという方は、通学、通信講座を受講される方がいいでしょう。
経験や実績、また勉強を少しでもしたことがあるという方も、確実に合格するためには専門的知識が必要となりますので、通学や通信の講座を利用される方が合格の近道です。

試験科目が7つあるという事、また筆記と口述試験があるという点から、専門的に指導を受けることができる講座を受ける方が安心でしょう。
中小企業診断士の1次試験は試験科目が7科目ありますが、科目合格システムを採用していますので、それぞれについて合否判定が出ます。
合格した試験科目に関しては翌年度から2年間、試験免除となりますので、合格とならなかった科目について集中的に勉強できます。
年齢や性別など試験を受ける条件がありませんので、誰もが受験できますが、専門性の高い資格となりますので、対策を考えてしっかり勉強する事が必要です。

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