専門学校で取得できる資格

ノート

就活がうまくいかない場合は、大卒後専門学校に行く手もある。

大学を卒業すると一般的には、希望する企業に就職、もしくは興味がある分野の学問を追究するためさらに大学院に進学するというルートになります。ですが、中には就職や大学院に進学ではなく、専門学校に通うという人がいます。

理由としては必ずしも就活がうまくいくとは限らないということがあります。安定した企業へ就職するための競争率は厳しく、希望しても無事就職できるとは限りません。そうしたことから、手に職をつけるため、または就活中の空白期間を避けるためといったことから専門学校に通う
人が増えています。

専門学校は資格取得に有利になることも

専門学校に通うことのメリットは、独学よりも効率的に資格の勉強ができるという点です。
独学だとどう学んでいいか分からなかったり、試験では出題されないような部分まで勉強したりと学習において非効率な場合があります。
疑問が生じてもそれを相談する相手もいないため、厳しい環境での学習となります。
専門学校の場合は、試験対策として学ぶべきところを選定した無駄のない教材や専門的な知識を教えるプロである講師から学べるので効率的です。
専門学校を選ぶ際は、オープンキャンパスに行き、実際のカリキュラム等も見た上で決めると良いでしょう。

専門学校で取得できる資格を紹介

興味があって希望する仕事であっても資格を取得していないと、仕事ができない職種もあります。弁護士や税理士等の士業の仕事がそれにあたります。業務独占資格というもので無償でならその仕事をしても構わないものもありますが、有償・無償を問わず資格を持っていなければその仕事をすることはできません。

資格によっては、一定の条件を満たさないと受験資格がないものがあります。卒業した大学の学部が取得したい資格と関連があれば、受験資格については問題ありませんが、卒業した学部と取得したい資格に関連がない場合は、受験資格がないことも。
受験資格を得るためには、学歴以外には関連する資格を取得するか、職歴(補助などで実務経験を積む)ことが必要です。
専門学校は、専門的に学ぶ学校ということで受験資格を満たせるので大学卒業後に進学するメリットを感じる部分でもあります。

専門学校から大学に編入する制度がある

大学を卒業してから専門学校に通うという選択肢も良いですが、逆の形で進学する方法もあります。大学にもよりますが、専門学校を卒業後に大学の二年次または三年次に編入するという方法です。大学卒業後に専門学校に進学という形だと、四年プラス二年で六年をかけることになります。専門学校から大学に編入する形だと、二年プラス編入後の残年数となり、通常の大学卒業と同じ年数で手に職を持ち、大学を卒業しているという状態になるため、年齢の面でも就活に有利です。

就活の方法は様々なので、自分にあった方法を選びましょう。

Related posts