TOEFLでビジネス英語も完璧に!

英語

基礎知識

本格的に英語を学ぼう、あるいは英語学習自体に少しでも興味をお持ちの方々のみならず、誰もがその名称ぐらいはご存知のTOEFLに関し、まずは基礎知識のおさらいをしておきたいと思います。
このテストが最初に実施されたのは1964年、受験対象者は英語を母国語にしない人達の英語能力の検定試験としてスタートしています。
ちなみに運営者はアメリカの非営利教育団体ETSで、この名称も英語に携わる方々にはお馴染みです。
ちなみに採点スコアは世界の合計9000を越える大学あるいは各種機関で活用され、世界基準の英語能力判定テストとして、その存在が認知されるに至っています。

コミュニケーションツールとしての英語力を判定

私達が義務教育から高校の授業で学ぶ英語は、最近でこそ会話にも重点が注がれる傾向が見られますが、昭和の時代はあくまで机上の学習であり、高等点を目指す教科の1つの感が否めませんでした。
結果読み書きは英語を母国語とする方々と遜色無く、更には英語圏の方々が首を捻るレベルの入試筆記試験をクリア出来る半面、たった一言の挨拶が交わせぬ学生が少なく無い状況を生んでいたのも事実です。
対してTOEFLはあくまで日常生活上のコミュニケーション能力に視点を合わせ、読み、書き、聴き、話すの技能全てを均等に判定するテストであり、日本国内の英語教育とは異なる基準が採用されています。

複数存在するテストの種類

TOEFLのテストは2種類あり、1つはペーパーテストのPBT、他方はインターネット版テストのiBTRで、こちらはインターネット普及後に新たに設定されており、世界各国で採用を増やしています。
ちなみに日本でも現在は後者のiBTRのみが実施されており、前者は2007年が最後です。
TOEFLのテストについては、こちらのサイトもご覧ください。
>>英語で受験ドットコム

また個人ではなく団体を対象としたITPRテストもまた、交換留学生の選考に際し、あるいは大学内英語教育プログラムの学習効果の測定を目的に実施されており、教育機関全体の英語能力の確認に役立っています。
このようにTOEFLは今日、仕事では欠かすことができないメインのコミュニケーションツールである英会話力を全世界レベルで的確に判定する試験として、受験生1人1人の能力を的確に判定する重要な役割を担っているのです。

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