色々な国の言葉を使う資格

america004

通訳の仕事はどんな仕事?

弁護士や医師、司法書士などの資格、また建築士や薬剤師などの資格は、業務独占資格という資格で、業務に従事する際、持っていなければならない技術、知識の基準を満たしているという資格であり、これらの職業に関しては、資格を保有していなければ業務出来ない仕事です。
難しそうな仕事に感じても、資格を持っていなければならないという仕事ではない場合もあります。
例えば通訳です。

英語にしても韓国語にしても、ドイツ語、イタリア語にしても、外国語を聞き取る事が出来、内容がわかり、それを説明でき、話せる、こうした通訳の仕事は知識も必要ですし、その国の言語に親しみ、どういう表現の際にどの言葉を使うのかなど、文化なども理解しておかなければなりません。
しかしこの通訳という仕事は、資格が必須となるものではなく、語学力を向上させ、経験と実績を積むことが必要な資格です。
逆にいえば、資格を持っていればとりあえず商売できるという業務と違い、難しい仕事といえるかもしれません。

但し、この通訳という仕事にも資格がないという事はありません。
通訳ができる実力を持っている人として、客観的に証明できる資格があります。
これらの資格は各通訳団体が実施しているもので、国家資格もあります。

国家資格となる「通訳案内士」

通訳の技術、知識を持っていることを証明する資格として通訳案内士があります。
言語はフランス語、英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などの言語からアジア系の中国語、韓国語などの言語に関し選択して試験を受けます。

1次試験は語学に関する筆記、一般常識です。
2次試験は口述試験となり、選択した外国語を利用し実際に通訳による案内を行います。
日本政府観光局が運営するこの資格試験は、例年8月に1次試験を行い、12月に2次試験が行われます。

TOBIS ビジネス通訳検定とは

特定非営利活動法人「通訳技能向上センター」というところが行う民間資格が、TOBIS「ビジネス通訳検定」です。
このビジネス通訳検定は、「企業通訳」を主軸としたビジネスに精通する通訳の技術、知識があるかどうかを認定するものです。
通訳案内士とは違い、プロとしてのスキルがあるかどうかを確認するほかに、通訳として活躍したいと思っている方が、自分の通訳レベルがどの程度あるのかを確認するためにも適した検定です。

筆記試験、逐次通訳(例えば英語を話す方が一区切りに発言し、通訳士がその区切られた部分を日本語に訳すといった通訳)試験、さらに同時通訳試験を行います。
1級から4級までの級があるため、低い級からレベルアップしていくことが可能です。
試験は例年12月ごろ実施です。
こうした試験を受けることで、通訳としてのスキルがどの程度あるのかを知る事が出来、また転職や就職の際、独立して仕事を受ける際に、通訳出来る事の証明となります。

Related posts