面接で緊張しないコツ

緊張

当たり前と思おう

何度経験しても緊張感に押し潰されそうになる代表格として、就職あるいは入学試験などの面接が挙げられます。
何百何千人の前で話したり歌ったりするのは全然平気なのに、面接室にノックして入室する直前に、この場から逃げ出したくなってしまうと苦笑いで語る方々は、実際数え切れません。
自らの将来を左右する一世一代の大勝負の場面であるのは紛れもない事実だからこそ、緊張するなと言う方が無茶な話ですし、何よりそれだけ真摯に向き合っているからこその感情です。

だからこそ冷静に自問自答してみれば、ライバルである他の志願者も全員緊張していて当然ですし、更には面接担当者もそれは同じなのです。
新規採用者の見極めは大袈裟では無く、雇用者の生活に責任を持つ事を約束する判断であり、人選を誤れば所属企業に与えるマイナスは計り知れません。
百戦錬磨の年長者と映る面接担当者もまた、会社から与えられた極めて重要な職責と闘いながらの真剣勝負、それが面接会場という空間の現実です。
将来皆さんがそうした職責を担う立場に就かれるかも知れませんので、仮に将来そんな場面に立たれた時の為の予備知識としても、頭の片隅に残しておいてください。

面接会場とはそんな全員それぞれの緊張感が充満する空間であり、それがあの独特のピンと張り詰めて重たく冷たく感じられる空気感に繋がっているのです。
緊張しているのは皆さん1人だけでは無く、そう捉えれば、何ら臆する事も自信を見失う必要も無く、大切なのはこの「視点を変えた発想の転換」なのです。

流暢な話術の競い合いではありません

そんな面接会場で更に焦りを覚えてしまうのが、集団面接で自分以外の同席者が流暢に話す姿を目の当たりにしてしまった瞬間です。
淀みなく100点満点以上の明瞭快活な質疑応答を、最初の1人、次の1人とスムーズにこなして行く中、次は自分の番となれば、頭の中が真っ白になってしまって当然でしょう。
こうした場面で求められるのはズバリ「良い意味でも開き直り」です。

I am that I am(我は我なり)という一節をご存知でしょう。
仮に流暢な話術が劣った事が最大の理由で不採用であれば、仮に入社したとしても、ご自身の優れた能力は十分に評価されず、活躍の場が期待出来るとは言い切れません。
アナウンサーや司会者志望であれば話は別ですが、皆さん自身が精一杯自分を伝えようと言葉を模索し、しどろもどろで格闘するその姿勢こそ、面接担当者の着眼点です。
全方位に対し、他の志望者と同レベルを求められるのが面接ではありません。

「我は我なり」の我の人物像を確かめるのが、面接という入社試験に於ける、いわば儀式だと肩肘張らずに捉えて臨みましょう。
ここでの限られたお話を通じ、僅かでも恐れや不安が払拭されたのであれば幸いです。

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